1995年の福岡ダイエーホークスでは、1995年シーズンについての福岡ダイエーホークスの動向をまとめる。
この年の福岡ダイエーホークスは、王貞治監督の1年目のシーズンである。
概要
開幕前の下馬評では、前年Bクラスだったものの南海時代の1977年以来17年ぶりにシーズンを勝ち越した事に加え、西武からFAで工藤公康と石毛宏典、当時大物メジャーリーガーだったケビン・ミッチェルを獲得し上位予想も多く一部のマスメディアからはON対決への期待もあったとも言われた。開幕戦は西武相手にミッチェルの満塁本塁打などで得点し11-10で勝利し4月末までは西武を追いかける立場にいたものの5月以降失速、さらに下柳剛の交通事故での離脱やミッチェルの故障の治療におけるトラブルなどで途中退団するなど不慮のトラブルに見舞われた。Aクラス常連だった近鉄の低迷に助けられて最下位こそ免れたが2年ぶりにシーズンを負け越すなど最終順位は5位、結局18年連続のBクラスに終わった。個人タイトルでは小久保裕紀が本塁打王とベストナインとゴールデングラブ賞、工藤公康と秋山幸二がゴールデングラブ賞をそれぞれ獲得した一方で、不振のカズ山本が戦力外通告を受け自由契約になった。対戦成績は11年ぶり優勝のオリックスに13勝13敗で健闘したが、2位のロッテには5勝21敗と大きく負け越し、7月16日以降は同一カード10連敗という屈辱を味わった。
チーム成績
レギュラーシーズン
オールスターゲーム1995
- 選出選手
- 太字はファン投票による選出。
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
打撃成績
- 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
できごと
- 2月13日 - ミッチェルの獲得とトラックスラーの解雇を発表。
- 4月1日 - ミッチェルが西武との開幕戦(西武)で郭泰源から来日初打席満塁本塁打を打つ。
選手・スタッフ
表彰選手
ドラフト
出典




