キャロル・エムシュウィラーCarol Emshwiller、1921年4月12日 - 2019年2月2日)はアメリカのSF作家。ミシガン州生まれ。夫のエド・エムシュウィラーもSF界ではイラストレーターとして有名。少女期をフランスで過ごしたために、アメリカ帰国後の英語の成績が振るわなかったという。ミシガン大学で美術を専攻し、この際にエドと知り合う。日本では、長いこと短編がアンソロジーや雑誌に散発的に訳出された程度(講談社文庫『ファンタジーへの誘い』収録の「順応性」など)であったが、21世紀に入って畔柳和代の訳による短編集が発行された。

2019年2月2日、ノースカロライナ州ダーラムで死去。97歳没。

個人短編集

  • 『すべての終わりの始まり』国書刊行会、2007年
  • 『カルメン・ドッグ』河出書房新社 、2008年


  • 浜辺に行った日

ほか、未訳作品多数。日本語訳された作品の一覧、短編集の詳細等については下記の外部リンク等も参照。

受賞

  • 世界幻想文学大賞(短編集部門) 1991年『すべての終わりの始まり』(The Start of the End of It All)
  • フィリップ・K.ディック賞ノミネート「The Mount」
  • ネビュラ賞(短編部門) 2002年「ロージー」、2005年「私はあなたと暮らしているけど、あなたはそれを知らない」
  • 世界幻想文学大賞(生涯功労賞) 2005年
  • コードウェイナー・スミス再発見賞 2019年

書誌

関連項目

  • 順応性

出典

外部リンク

  • Official home page of author Carol Emshwiller 公式ウェブサイト
  • ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)>キャロル・エムシュウィラー(Carol Emshwiller) - 訳された作品の書誌情報

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