ジョージ・ニコラス・コントス(George Nicholas Kontos, 1985年6月12日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州クック郡リンカーンウッド出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
2006年のMLBドラフト5巡目(全体164位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。
2009年にトミー・ジョン手術を受け、復帰後はリリーフに転向した。
2010年のシーズン終了後にルール・ファイブ・ドラフトでサンディエゴ・パドレスに移ったが、25人枠から外れたため、翌年の開幕前にヤンキースへ復帰した。
2011年9月10日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビューを果たした。
2012年の開幕直前にクリス・スチュワートとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した。この年は44試合に登板して2勝1敗・防御率2.47・44奪三振の成績を残した。
2013年は52試合に登板して2勝2敗、防御率4.39、47奪三振を記録した。
2014年は24試合に登板して4勝0敗、防御率2.78、27奪三振を記録した。
2015年は73試合に登板して4勝4敗、防御率2.33、44奪三振を記録した。
2016年は57試合に登板して3勝2敗、防御率2.53、35奪三振を記録した。
2017年8月5日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。
2018年5月25日にDFAとなり、29日に自由契約となった。6月2日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズへ配属された。6月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。7月6日にジェームズ・ホイトの加入に伴ってDFAとなり、8日にマイナー契約でAAA級コロンバスへ配属された。8月10日に金銭トレードで、ヤンキースへ移籍し、傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属された。8月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。8月15日にDFAとなり、17日にマイナー契約でAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ配属された。
2019年1月25日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだが、4月14日に自由契約となった。5月10日に独立リーグであるアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約。5月25日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。8月28日に自由契約となった。
2020年7月20日に現役引退を表明した。
投球スタイル
全投球の約51%がスライダー(平均84mph)で、追い込んでからは7割以上がスライダーである。フォーシーム(平均91mph)が約35%、同じくシンカー(平均91mph)が約15%、チェンジアップが約4%(平均85mph)となっている。右打者にはスライダーを多用し、チェンジアップとシンカーは左打者に多用する(※データは2012年のもの)。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
- 70(2011年 - 2018年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 K
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- George Kontos stats MiLB.com (英語)
- George Kontos (@G_Kontos) - X(旧Twitter)




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