東根尾村(ひがしねおむら)はかつて岐阜県本巣郡に存在した村である。かつての根尾村の東部に該当する。
概況
- 根尾川の上流部、根尾東谷川沿いの村である。
- 北は福井県と接し、東は武儀郡、山県郡と接する。
歴史
- 467年(雄略天皇11年)頃:男大迹王(後の継体天皇)がこの地を去る時、檜隈高田皇子(宣化天皇)の産殿を焼き払い、その跡に1本の桜の苗木を植える。
- 江戸時代、この地域は本巣郡であり、大垣藩領であった。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 小鹿村、松田村、上大須村、下大須村、板所村、板屋村、口谷村、奥谷村が合併し発足。
- 1904年(明治37年)4月1日 - 中根尾村、西根尾村と合併し、根尾村となる。同日東根尾村廃止。
交通
- 合併前は鉄道がなかったが、合併後、樽見鉄道の樽見線の延長に伴い、旧村域には以下の駅が開業している。
- 樽見駅
教育
- 大須尋常小学校 (後の根尾村立大須小学校)
- 大須尋常小学校上大須分教場 (後の根尾村立大須小学校上大須分校)
- 奥谷尋常小学校 (後の根尾村立奥谷小学校)
- 松田尋常小学校(後の根尾村立松田小学校)
- 松田尋常小学校小鹿分教場 (1905年廃校)
神社・仏閣
- 白山神社 (樽見。県指定重要無形民俗文化財「樽見の十一日祭」が行われる。)
- 専念寺
その他
- 淡墨桜
- 菊花石
脚注
関連項目
- 岐阜県の廃止市町村一覧




