辻 輝子(つじ てるこ、1920年〈大正9年〉8月2日 - 2017年〈平成29年〉10月23日)は、女流陶芸家。日本の女性陶芸家第1号。仙台万華鏡美術館名誉館長。夫は日本犬研究家の斎藤弘吉。弟に陶芸家の辻清明、子に陶芸家の辻厚成、孫に陶芸家の辻厚志がいる。

略歴

  • 1920年、東京都日本橋に生まれる。
  • 1938年、駒沢高等女学校(後の駒沢学園女子高等学校)を卒業する。
    • 大森光彦・富本憲吉に陶芸を師事し浅香金四郎に日本画を師事する。
  • 1939年、ニューヨーク万国博覧会に作品を出品する。
  • 1941年、サンフランシスコ万国博覧会に作品を出品する。
    • 東京府現代工芸美術展にて特賞を受賞する。
    • 東京都世田谷区若林に窯を築く。
    • 国画会に作品を出品し特選。
  • 1942年、東京府現代工芸美術展にて特賞を受賞する。
    • 女流美術展に作品を出品する。
    • 息子で陶芸家の辻厚成が誕生する。
  • 1949年、二科展に作品を出品する。
  • 1954年、北大路魯山人と交流を始める。
  • 1955年、硬質陶器製法の新手法を考案し特許を申請する。
  • 1956年、硬質陶器製法の特許が認可される。
  • 1959年、国立近代美術館に作品を出品する。
  • 1965年、メキシコ国立近代美術館に作品を出品する。
  • 1970年、伊東市宇佐美に孔雀窯を築く。
  • 1976年、孫で陶芸家の辻厚志が誕生する。
  • 1978年、東宮御所にて陶芸展を開催する。
  • 1994年、伊豆高原に「辻輝子 陶の華美術館」が開館する。
  • 1995年、佐野美術館にて企画展を開催。
  • 1999年、仙台万華鏡美術館が開館する。
  • 2002年、敬宮愛子内親王の万華鏡を制作する。
  • 2017年、死去。

著書

  • 「彩陶の美 辻輝子の世界」(ノーベル書房)

脚注

外部リンク

  • 社団法人日本陶芸協会

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