アグライアー(古希: Ἀγλαΐα, Aglaeā)は、ギリシア神話に登場する女神である。アプロディーテーの侍女である三美神・カリスの一柱で典雅・優美を司る。
長母音を省略してアグライアとも表記される。
概要
ゼウスとエウリュノメーの3人の娘の1人で、エウプロシュネー、タレイアと姉妹。鍛冶神・ヘーパイストスの妻とされることもある。ホメーロスの挙げるカリス(カレー)と同一視された。
ノンノスの挙げるパーシテアー、ペイトー、アグライアーの「三美神」に含まれるが、ディオニューソスとアプロディーテーの3人の娘の1人となっている。
脚注
参考文献
- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年)
関連項目
- アグラヤ (小惑星)




